FP3級試験を受けてきた❨2018年9月試験❩ 学習期間は1ヶ月
FP3級を受けてきました。
独学で勉強期間は一ヶ月程度ですが、かなり手応えありな結果を残せました!
この記事では、これからFP3級を受けようと思っている方に向けて書きます。
2018/10/22追記
学科、実技ともに受かってました!
目次
FP3級は簡単?
「受かって当然な試験」と様々なブログ記事などで書かれているのを見ますが、果たしてそうなのでしょうか。
個人的にはその通りだと思いました!
ひねった問題は少ないので、きちんと対策をしておけば素直に得点できると思います。
でも、いくら簡単とはいえ全くの無勉強で受かる試験ではありません。
テキストで試験範囲内容の確認、過去問を解いて知識を頭に定着させるということは最低限やっておく必要があります。
FP3級の範囲
FP3級試験は「学科試験」「実技試験」の2つを行います。
実技試験は選択科目方式になっており、受検申請の際に選択科目(業務)を選択します。
学科試験❨マークシート方式による筆記試験❩
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
実技試験 事例形式 5問
- 資産設計提案業務(日本FP協会)
- 個人資産相談業務(きんざい)
- 保険顧客資産相談業務(きんざい)
参考: 3級 試験範囲 | 日本FP協会
ファイナンシャル・プランニング 技能検定 3級 | 一般社団法人 金融財政事情研究会
私のFP3級の勉強法
テキストをざっと読んだあとは、ひたすら過去問を解いていました。
テキスト
テキストはこちらをメインで使いました。2周くらい読んだほか、問題を解いていて不明点があれば確認する用途に使用しました。
イラストと図解が豊富で分かりやすいです。他の書籍に比べると内容が薄いように見えますが、これで充分です。
逆にこっちの本は内容が細かすぎる。
確かに過去問カバー率は高いのかもしれないけれど、情報量が多すぎ。文字がぎっしり。
FP3級過去問道場
スマートフォンやパソコンからFP3級の過去問を解くことができるサイトを使いました。
通勤電車の中などスキマ時間に使うのに便利。しっかり解説も記載されているので、頭に入りやすい。
無料の会員登録をしておくとIDが発行され、「間違えた問題の復習」や「未回答の問題のみ出題」などのモードが使用できます。
法律の改正などがあると思われるので、過去3年くらいを集中して勉強しました。
最終的な達成度はこのくらい。
FP3級試験の感想
午前(学科試験)
過去問道場で過去問を数多く解いていたため、安心して問題に取り組むことができました。
うろ覚えで「これなんだっけ」となる問題もあったけれど、択一と○×問題なのでまったく勉強していないという人以外は何とかなると思う。
120分ですが、60分過ぎたところで次々と退席する人が目立ちました。私も退席した。
帰ってから自己採点をしてみましたが、7割くらい取れていました。
午後(実技試験)
テキストと過去問に目を通していれば、問題の中に答えが書いてあるも当然の状態……。うろ覚えの部分があったけれど、自己採点で9割近く取れた。
決して調子に乗っているわけではないのですが、簡単すぎてびっくりした。受けた後に「あれはなんだったんだ」と思った試験は久々。
全体的な感想
「2級受けたければ6,000円払ってね」という試験だったと思います。
3級の試験に受かるための勉強をしているだけだと、「雑学的にFPの学習範囲の知識を知っている」くらいのレベルだなと思いました。
「この決まりとこの決まりが組み合わさるとどうなる?」というところまで踏み込んでいないため、いざ実生活に生かすとなるとよく分からないことばかりになりそう。
ググるためのキーワードは分かるから、詳細な情報は別途調べましょう、といった感じ。
しっかり知識を蓄えて仕事にも活かしたいのであれば、上位試験を受けることを視野に入れておくべきだと思います。
FP 2級の勉強始めるよー
まだ合格発表まで間がありますが、たぶん受かったでしょ!と見切り発車で勉強を始めることにしました。
早速2級のテキストを書店で見てみたら、3級との違いがあまり分からず。問われる知識の深さが違うのかもしれないけど、このくらいならテキストいらないかな……。
そう思って、問題集のみ購入しました。
FP2級の過去問道場もあるのだけど、解答の解説無しの問題が多くて。 解答だけ分かっても知識が身につかないので、お金を出してでもしっかり解説が載ってる方を選びました。
まずは通勤電車の中で通読してみようと思います。